超・超高速ダーツ縫い! |
ボトムのダーツに対応すべき、サイクルスピードの超高速化がなされ、本縫い返し縫い仕様で1サイクル3.5秒・10㎝ダーツでなんと日産6,580ダーツ(余裕率20%)を可能としました。 操作方法は、大変簡単な素材セットの連続操作で行えます。 素材をセットプレート上のメジャ-に縫い長さを合わせてセットし、スタートします。 スタートと同時に、受け台に積まれた次の素材を左手でつまみ上げ、手元に戻ったセットプレートにセットする(この間3.5秒で操作します)素材の連続セットで超高能率なダ-ツ取り作業が行えます。 また、プレートで針元へ供給された素材は、キーパーで保持され、ガイドレールに持ちかえられて縫われます。 素材のセットと自動縫いが完全にオーバーラップ化され、初心者にも簡単な操作で1ダーツ3.5秒の超高能率が得られます。 総ての動きにも0.1秒の無駄もなく、合理的な最新の機構は長年の経験が生かされ、完成されたダーツシーマーとなりました。 |
パルスモーター送りと液晶タッチパネルの採用 |
パルスモーター送りとコンピュータ制御により、従来機では為し得なかった3種類の縫い仕様(通常・縫い消し・糸の引き出し)が自由に選択できます。 又、素材に最適な縫いスピードを高・中・低速の中から選択し、返しやショーティングの縫い止めの条件も自由に選べます。 又、こうしたスピードを変わて生じる微妙なスタート位置や返し条件も自動的に修正され、一切調整の必要がなくワンタッチで変更できます。 液晶タッチパネルの採用では、各装置の調整やスイッチ類の操作も、液晶パネルを軽く触れるだけで操作でき、従来の煩わしい調整が瞬時に行え、高能率な作業に一層お役立て頂けます。 |
センサーとスイッチの併用式 |
バキュームプレートによりレール下へ供給された素材はキーパーで保持され、ガイドレールで自動縫いされます。 縫い終りの位置は、光電センサーが布端を検知し、自動停止します。 万一、レース地や極薄素材などで光電センサーが働かない時には、長さ設定用のメジャ-に長さに応じてスイッチのセットができるスイッチ方式の「併用式」が標準装備されています。 |
ダーツ深さの設定もワンタッチ |
ダ-ツ深さは、縫い長さ200㎜で最大50㎜最小10㎜の範囲内で自由に選択でき、設定もクランプレバーをゆるめ、ワンタッチで行えます。 |
上下サンドイッチ式送りレール |
布押え用のガイドレールは正確な水平とムラのない均一な角度のガイドレールを装備しました。 又、ガイドレールには新機構の下板を設け、ニットなど伸びる素材や極薄素材など難素材もネジレ、ヨタレのない完璧なダーツ縫いが行えます。 |
”0”ポイントの調整と定規装置 |
素材の厚さが大きく変化した場合など、三角ダ-ツの”0”位置の微量調整もセットプレートのダイヤルつまみにより、微量調整が簡単・的確に行えます。 本機ではYUHO独自の定規を設け、プレートで供給された素材は定規で プレート先端全体を受け止めます。 この独自の機構でダーツの深さと”0”位置がムラなく正確に決まり、 ダーツ寸法が維持されます。 |
ジーンズから極薄素材まで確実にキャッチ |
セットプレートにより供給された素材はキーパー装置により保持されます。 このキーパー装置は板バネ材による一体成形型キーパーで、先端部が正確に揃い、保持力はジーンズ素材などの極厚素材もしっかりと保持され、又、定規部にキーパー受けが設けられ、 テーブルへのキーパー傷も生じません。 メンテナンス時には、定規・キーパー装置がワンタッチで脱着できる構造となっています。 |
メンテナンスと安全制御 |
安全面にも充分に配慮し、万一、素材供給プレートに手を挟まれた時には、自動的にプレートが戻り障害を回避します。 その他、糸切れ時にの自動停止や緊急非常停止制御など、コンピュータにより万全な安全対策が施されています。 また、ミシン等のメンテナンスには、各部の装置がワンタッチで取り外しができ、ミシン頭部全体もワンタッチで起こす事ができます。 調整後の復元では各部の微調整を一切必要とせず、元の位置へワンタッチで戻せます。 このように自動機としての使い易さやメンテナンス・安全面などが隅々にまできめ細かな配慮がなされています。 |