XYパルスモーター送りの採用 |
スラックスの顔である前立てステッチのJラインをXYパルスモーターによりパターン縫いします。 変則的なJカーブも修正機能により、前立てカーブに沿った美しいシームラインが得られます。 又、ジーンズなどのJラインはWステッチ縫いから変則的なパターン縫いまで自由に行え、Wステッチもステッチ幅が自由に変えられます。 パターンレールの交換により、一般スラックスからジーンズまで幅広くご使用頂けます。 |
板バネ付き押えパット |
前立てステッチ縫いではベルト部の強い段差があり、これを完全に吸収するように押えパットの裏面には板バネを貼り連ね、確実に段差部を吸収します。 |
液晶タッチパネルの採用で一層使い易くなりました! |
液晶タッチパネルの採用により、各種Jラインを20パターンまで記憶でき、ワンタッチで呼び出す事ができます。 その他、Jラインの修正やステッチ幅の設定、縫い速度の設定など数々の機能がタッチパネルのみで行え、大変使い易く各種装置の調整も一切不要となりました。 |
針元ミシン押え装置 |
大きな段差箇所での目飛び、糸切れを防止する針元ミシン押えも装備され、安定した前立て飾り縫いへの対応に万全を期しています。 |
上下サンドイッチの押えパット |
下板付き押えパットで挟んで送るサンドイッチ方式の採用で、裏地付きスラックスのステッチ縫いでも、僅かなズレやネジレもない完璧な美しいJシームを実現します。 又、押えパットは左右両端で保持し、上下シリンダーでしっかり押さえ込んで送られます。 |
縫い仕様の切替にも万全 |
サイズへの対応は長さが変わっても光電センサーが布端を検知し、自動で止め縫いが行われます。 最大350㎜の特大サイズにも対応します。 ステッチ幅は25㎜から35㎜まで、カーブの深さも50㎜から70㎜まで自由に設定できます。 又、デザインによりベルト下の途中止めの場合とベルト端までの縫い切りの縫い止め位置違いもベルト幅の入力で液晶パネルで自由に記憶でき、ワンタッチで選択できます。 このように、部品の設定や調整が一切必要なく大変使い易い設計になっています。 |
ファスナー押えキーパー装置 |
国内仕様では既製ファスナーが多く使われています。 既製ファスナーでは片側の端部を縫い付けないよう、曲げ込みセットが必要となります。 この針元の限られた狭いスペースへファスナー端部が起き上がらないよう、指先代わりにキーパーが伸びて押さえ込みます。 又、正確な縫い出し位置を決め・保持する役目も行うキーパー装置が大変有効に作用します。 |
ジーンズ仕様のWステッチ縫い |
ジーンズ仕様のWステッチ縫いも8㎜幅まで自由に入力でき、Jステッチの深さも自由に設定が行えます。 その他、変則的なWステッチも押えパットの交換により最大20パターンまで入力でき、液晶パネルのワンタッチで選択、呼び出しが行えます。 サイズ違いの縫い長さは光電センサーにより、布端を自動検知して対応します。 |
オーバーラップが図れるスタッカー装置 |
スタッカー装置の装備で作業のオーバーラップが図れます。 スタッカー装置により、縫い終りと同時に自動で積み重ねが行われ、作業者は素材セットの連続作業となります。 スタートと同時に次の素材のハンドリングに入れ、ゆとりと無駄のない高能率な作業が行えます。 |
メンテナンスにも万全の配慮 |
保守・点検などのメンテナンスにも最大の配慮がなされ、ミシン頭部もワンタッチで起こす事ができ、ミシンの調整等も容易に行えます。 その他、キーパー定規部も簡単に脱着でき、元の位置に復元するにも一切の微調整を必要とせず、ワンタッチで元の位置に戻せます。 |
バキュームテーブルの採用(オプション) |
素材のセット性と操作性が配慮されたバキュームテーブルの採用で、より早く安定した作業が行えます。 |
Wステッチで糸締まり対応(オプション) |
ジーンズのWステッチで万一の糸締まりムラへの対応として、第二チャンポン装置も準備しています。 |